
「満月は出産が多い」
「満月だから大潮だ」
「満月の日は狼に変身する」
地球に住む私たちは、太古の昔より月の影響を受けて暮らしています。
月のちからって、ほんとに不思議。
心地よく暮らすには、そんな月のエネルギーに沿って、月と仲良く生きること。
満月の週のヨガ
満月を見ると、気分が高まってわくわくして、なんでもできそうな気がする。
そんな時だからこそ、座って寝転んで、ゴロゴロしたヨガで自分を見つめる。
ちょっと退屈かもしれない。
だけど そこに新たな気づきが生まれる。
下弦の週のヨガ
少しづつ月のエネルギーが、遠ざかっていくのを感じる。
身体を筋肉を丁寧にひとつづつじっくり観察しながら、少しづつじわじわと 可動域を広げていく。
届けるより、届かなくても正しく伸ばす。
無理をしないで、丁寧に、丁寧に。
それは、次の新月へ向けた自由な心と身体を手に入れるための、トラディショナルなアーサナ。
新月のヨガ
新月とともに始まるデトックスは、自分の持つ力を信じて立ち上がる、新たなはじまりの時。
ゆったりうねうねとした動きのヨガで、エネルギーの循環を整える。
誰のことも気にしない、誰とも比べない。
楽に、緩やかに、滑らかに「今」にフォーカスする。
指先まで伝わる温もりが、心地よいデトックスの始まりの合図。
上弦の週のヨガ
少しづつまた、月のエネルギーが近づいてくるのを感じる。
自分をゆったり内観しながら、だんだんと呼吸を深めて。
昨日より少し、身体や呼吸のバランスを取ってみる。
自分に「ちょうどいい」を探る。
それは、満月に狼に変身しないために、身体と心を整えるためのアーサナ。
すぐになにかが変わるものではないかもしれない。
続けてみることで、少しづつ「私」が磨かれていく。