ディナチャリアジャーナルは自分を知る地図

アーユルヴェーダを学んでいると、早い段階で「ディナチャリア」というものに出会います。

ディナチャリアとは?

ディナチャリアとはアーユルヴェティックな習慣のこと。
アーユルヴェーダを生活に取り入れている人はこの習慣を毎日行なっています。

それはとても難しいことではなくて、生活に少しづつ取り入れられる簡単なもの。

例えば、鼻うがいや舌磨き、オイルマッサージや白湯を飲むことなどがそれに当たります。

グル(師)によって教え方はさまざまで、オイルマッサージの手順や白湯の作り方など細かく決められている場合もありますが、私のグルは「まず続けることが大切」とおっしゃいます。

「白湯の沸かし方というものがあるみたいです」といえば、「インドの山奥で修行をするときに、そこまで厳格にはできない」と教えられました。

「白湯の沸かし方」ひとつをとっても手順があると、それらしいし、きっと楽しい。
そんな「ていねいな暮らし」はいつでも私たちに魅力的に見えるでしょう。

だけど、時間がない時や、どうしても疲れている時、「ていねい」であることは時に続けるためのハードルなり得ます。
なのでまずは続ける習慣になった時に、やってみたければ「ていねい」な手順を追ってみるのもいいかもしれません。

ジャーナルとは?

ジャーナルとは「記録」のこと。
ディナチャリアを行えたことを毎日記録に付けます。

紙とペンで記録を取ったり、私の場合はケータイやiPadなどからデジタルで記録をとっています。

記録を付ける理由はひとつではありません。
実際に続けてみると、その答えにさまざまな気づきがあるはずです。

「あれを食べた翌日は舌藻が多いな」
「これだけの量を食べると身体の調子がいいな」

と、食事と身体の関係に気づきを得ることが最初の1歩になるのかなと思います。

瞑想とマインドの関係や、日々自分自身が浄化されていることなどにも気づいてゆくはずです。

簡単なことなので、ぜひ生活に取り入れてみられてはいかがでしょう。

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