ヨガの先生はみんな健康?

先日、「やっぱりヨガやってると病気とかしないんですか?」と聞かれました。

ほとんどの古典ヨガの先生がそうだと思うんですが、
だいたい何かしらの身体をいためたのをきっかけにヨガを本格的に学び始めた方が多いのかなと思います。

自分の身体を少しでも健康にするため、
小さな不調にも気づけるようにするために、今もなお学び続けているのだと思います。

アイアンガーヨガの先生たちは身体のことを「小さな研究室」と言います。
私の先生たちは、この身を持って「健康とはなんなのか?」を日々、研究しているのだと思います。

ヨガを伝え始めて2年目になりましたが、
自分の経験にないことは伝えられないと感じる日々です。

ヴェーダは、
「生老病死は、苦しみではない」と言います。
「まるでそこに苦しみとしてあるように、まるで悲しみとしてあるように見せているだけ」と。

それらは自分に必要な経験として与えられているので、
与えられた出来事としてニュートラルにとらえることです。

さて、「やっぱりヨガやってると病気とかしないんですか?」という問いに対しての答えは、
「風邪とかは、あまりひきません。」です。

だけど、いくらヨガをやっていても日々あたりまえに歳を重ねていきますし、
避けられない出来事というのは皆さんと同じように降りかかります。

ヨーギーにできるのは、
それらを苦しみととして見るのではなく、
そうゆう役割なのだと受け入れ、誰かの役に立たせることなんだと思います。

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