私とヨガの最初の出会いは、シンガポールに行くよりもずっと前、スポーツジムのアシュタンガヨガのクラスでした。
しばらく続けていましたが、シンガポールへ行くこととなり、そこでアイアンガーヨガと出会いました。
アシュタンガヨガだとフローの流れが早くて、太陽礼拝の序盤で貧血になったり、ダウンドックで息苦しさを感じていましたが、1つ1つのポーズをじっくり行うアイアンガーヨガはそんな私にピッタリでした。
私のヨガの基盤は、アイアンガーヨガ
アイアンガーヨガとは、身の回りにある道具を使って身体をサポートしながら、自分に合ったポーズでじっくり自分の身体と向き合うことができます。
それまでヨガとは宗教のパートの一部のような、神聖な運動のように捉えていましたが、私のシンガポールの先生は“Yoga is science!(ヨガは科学だ)“と言いました。
そこから、ヨガに向き合う視点も少し変わったように思います。
今ここの筋肉がどうゆう風に動いているか、親指の向きを変えるだけで起こる変化に注目する。
体重は?足のどこにかかっている?
あ〜、面白い。
生理中は動きたくない、寝ていたい、だけど一縷の望みを持ってクラスに参加する。
帰る頃には、あんなに辛かった痛みも“ちょっと痛い“程度に。
月経用フローで生理痛も和らぐ。
結局ヨガって何?
アーユルヴェーダを学んだ今、私が捉えてる「ヨガ」とは
『瞑想のしやすい身体と精神を作る』ものかなと思います。
しかし、ヨガというのこの“運動のヨガ“を指すのではなく、ヨガ全体の一つのパートに“運動(アーサナ)“があり、それを私たちは「ヨガ」と呼んでいます。
本来のヨガとは「ヤマ」「ニヤマ」「アーサナ」「プラーナヤマ」「プラティヤハーラ」「ダーラナ」「ディアーナ」「サマーディ」と8つの段階からなります。
アーサナ(私たちがヨガと呼んでる運動)はその3番目でありながら、最も取り入れやすいヨガの行為でもあります。
この話はとっても面白いので、またゆっくりと書こうと思います。