さて、先日ナダヨガはお休みを頂戴し、実家へ帰省してきました。
目的は弟の結婚式ですが、お彼岸ですのでお墓参りも兼ねました。
ヴェーダでは、「行いは捧げもの」といいます。
私たちの生きているこの世界は神様の祭壇で、
この世界(祭壇)に捧げものをする態度で日々行動を選びます。
そして、お墓参りは「捧げる」態度を練習す良い機会になります。
草を抜いて、お水で墓石を丁寧に洗って、
お花を添えて、お線香を焚いて・・・
ひとつひとつ丁寧に行なって、手を合わせます。
これが、世界との関わり方の1番身近な練習となります。
お墓やお仏壇に丁寧に関わるように、
日々の仕事や人間関係、食事をとることも、
ひとつひとつ丁寧に行いましょうねといいます。
私たちは、日々とってもいそがしいので、
すぐにはできないかもしれない、全部はできないかもしれない。
けれど、
少し頭の片隅に「そういえば、そうなんだよね」と置いていただけると
いいのかなと思います。
日々を丁寧に生きる人は、
きっと後悔も少ないのかなと思います。
「もっとああしてれば」「もっとこうしてれば」というのは、
減るのかなと思います。
過去に後悔がある自分にできることは、
そんな至らなかった自分そのままを許すことだと思います。
周りがどう思おうとも、誰かに申し訳なくとも、
自分ありのままを受け入れて許せるのは世界に自分ただひとりなので。
ヴェーダは、この世界には愛しかないといいます。
私たちも愛そのものです。